最新情報 / , ,

大容量モデルに重量検品モデルも。ラピュタPA-AMRはシリーズラインナップであらゆる現場に

日付: 2025-09-01
カテゴリー: PA-AMR, ブログ, プロダクト
業種や運用、現場要件に応じて3モデルから選べるラピュタPA-AMRシリーズ

通常モデルに加え大容量モデルと重量検品モデルも

ラピュタロボティクスのピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」は、こちらの記事で詳述した通り、導入しやすさ効率化×標準化を軸とする多彩な機能群で3年連続国内のピッキングアシストロボット市場でシェアNo.1(出典:デロイトトーマツミック研究所)を獲得しています。

そして、それら機能群の他にも、ラピュタPA-AMRでは標準スペックでは対応できなかったお客様のニーズに応えるべく、通常モデルの他に大容量モデル(旧称:ラピュタPA-AMR XL)と重量検品モデルの2モデルを加え、計3モデルをラピュタPA-AMRシリーズとしてラインナップしています。本記事では、それらシリーズラインナップを構成する、「ラピュタPA-AMR大容量モデル」と「ラピュタPA-AMR重量検品モデル」について解説いたします。

ラピュタPA-AMR大容量モデル

75Lオリコンも載せられる。大型荷台のPA-AMR

ラピュタPA-AMR大容量モデル(旧称:ラピュタPA-AMR XL)は、通常モデルのPA-AMRの機能をそのままに、75Lオリコンにも対応する大型荷台を搭載したモデルです。最大可搬重量は通常モデルのPA-AMR同様に、上段が最大20kg、下段が最大25kgの計45kgとなりますが、例えばアパレルや日用雑貨等では3辺のサイズが大きく重量が軽い商品も数多く存在します。

ラピュタPA-AMR大容量モデルでは、75Lオリコンがそのまま載せられる大型荷台を実装することで、それらアパレル、シューズ、日用雑貨(特に紙類)のピッキングニーズに対応し、他にも特にBtoBの店舗向け倉庫等で行あたりオーダー数が多い現場でもオリコン割れを起こすことなくゆとりをもって対応できるよう開発されています。

また、単に荷台を大型化するだけでなく、小柄な女性でも大きな荷台に簡単に商品を出し入れできるよう傾斜を設け、現場作業に根差した現実的な設計となっています。

  • 速度: 〜1.4 m/s(可変)
  • 取扱可能商品重量: 45kg
  • 運搬可商品: 470×650×435mm
  • 連続稼働時間: 約8時間(2時間充電)
  • 稼働可能温度帯: 常温帯

導入事例 #1:ネスレ日本株式会社×ASKUL LOGIST株式会社 様

ASKUL LOGIST様が運営するアスクルバリューセンター(荷主:ネスレ日本様)でのラピュタPA-AMR大容量モデルの導入事例です。お客様の声を含めた詳細は、動画下の事例記事にてご確認ください。

導入事例 #2:東和薬品株式会社 様

東和薬品様では、ピースピッキングだけでなく元梱包状態の段ボール単位でピッキングを行い、そのまま荷下ろしを行う運用が必要だったことから、通常モデルではなく大容量モデルを導入されています。

ラピュタPA-AMR重量検品モデル

その場で重さを量る、捗る。検品を省けるPA-AMR

ラピュタPA-AMR重量検品モデルは、ラピュタPA-AMRのロボット群制御AIによる生産性向上機能に重量検品カートの計量機能を実装した2025年の新製品です。

従来のラピュタPA-AMRは最大4つのトートを荷台に載せられますが、重量検品モデルでは上下段に2つずつ、計4つのロードセルを搭載することで、4つのトートで個別に重量検品を行うことが可能です。旧来の重量検品カートはその名の通りカートであるため、ピッキング作業そのものを効率化したり、スポットワーカーの方でも最小限のトレーニングで即戦力化するといった機能は実装されていません。

ラピュタPA-AMR重量検品モデルは、主に日用品や医薬品、ペット用品などFMCG(Fast Moving Consumer Goods/高回転消費材)と呼ばれる商品を取り扱う倉庫にて、検品工程を省略することでピッキングから出荷までのリードタイムを短縮し、倉庫の回転を高速化するために開発されています。

ラピュタPA-AMR重量検品モデル 主な仕様:

  • 速度:〜1.4 m/s(可変)
  • 取扱可能商品重量:40kg
  • 運搬可商品:490 × 330 × 300 mm
  • 連続稼働時間:約8時間(2時間充電)
  • トレー寸法:530 × 366 mm 最大50 L 折りたたみコンテナ対応
  • 最小単重:10g
  • 検品応答速度:1秒以下
  • 湿度帯:0 ~ 80%(結露不可)
  • 対応稼働環境:常温帯

導入事例:花王株式会社 様

各モデルの詳細を実機で確認

ラピュタロボティクスでは、定期的に製品実機に触れ、体験をいただくイベントや個別での製品デモを実施しています。ラピュタロボティクスの最新イベント情報や個別でのデモお申込は、以下ボタンより承ります。倉庫自動化関係者様お誘いあわせの上、ぜひ実機に触れ、貴社詳細要件への対応可否を確認いただき、具体的検討を前に進めてください。

最近の記事

ラピュタロボティクスは、株式会社 日本アクセス(東京都品川区、代表取締役社長 社長執行役員 CEO:服部 真也)の東京西物流センターにピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR (Autonomous Mobile Robot) 」を納入し、稼働を開始いたしました。
...
read me
ラピュタロボティクスは、浜松倉庫株式会社(静岡県浜松市、代表取締役社長 中山 彰人)の都田流通センター2期棟にて、自在型自動倉庫「ラピュタASRS」が採用されたことをお知らせいたします。
...
read me
ラピュタロボティクスは、ケイヒン配送株式会社(神奈川県横浜市、代表取締役社長 関本 篤弘)の横浜商品センターにピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR (Autonomous Mobile Robot) 大容量モデル」を納入し、稼働を開始いたしました。
...
read me
当社代表取締役CEO モーハナラージャー・ガジャンのインタビュー記事が、日経クロステックの連載企画に掲載されました。
...
read me