人員不足への対応に、作業効率化や標準化に。
ラピュタASRSは最大10倍の生産性と2.5倍の保管効率を実現する一方、あらゆる状況と変化に対応する中長期のリスクにも配慮した自在型自動倉庫です。
人員不足への対応に、作業効率化や標準化に。
ラピュタASRSは最大10倍の生産性と2.5倍の保管効率を実現する一方、あらゆる状況と変化に対応する中長期のリスクにも配慮した自在型自動倉庫です。
独自のブロック構造で自由な形状に設置。生産ラインへの部品供給など倉庫以外の用途も。規模拡大、他拠点への移設も自在に。
保管効率向上は当たり前。群制御AIでのロボット最適協働と、集中作業+ミス防止機能付きピッキングステーションで実現。
既存の現場に導入できるだけでなく、段階的設置で稼働を止めずに導入。アンカーレスで軽工事のみだから短工期で設置。
ラピュタASRSは、パッケージ化された「出来上がった製品」ではなく、お客様の各現場ごとの形状やオペレーションに合わせてカスタマイズすることを前提とした自在型自動倉庫です。お客様の現場特有の動線、帳票や流通加工など、倉庫形状から人の動きに至るまで、現場が円滑に運用いただけるよう「その現場専用のシステム」を構築します。
一般的な自動倉庫は、高さ方向や通路分の空間の有効活用、あるいは生産性向上のどちらか一方を大きく向上するものですが、ラピュタASRSは保管効率を最大2.5倍に向上するだけでなく、生産性をも最大10倍化することができます。その理論上の数値を机上の空論で終わらせないために、ラピュタロボティクスのエキスパートは事前に様々な検証を行い、お客様にカスタマイズをご提案します。
ラピュタASRSは、アンカー工事が不要で自由にレイアウトが行えるブロック構造のため、例えばフロアや防火区画をまたいでの設置など、導入時にどんな現場にも設置できます。また導入後の規模拡大だけでなく、他拠点への移設にさえも最小限のコストと時間で対応することができます。
事業成長に応じた拡張、あるいは外部環境の変化への対応により、自在型自動倉庫のラピュタASRSは、投資対効果だけでなく中長期のリスクにも配慮した投資が可能です。
数多くのロボットで高パフォーマンスを安定して発揮するためには、高い生産性を実現するロボット同士が協力し、その瞬間ごとに変わる自動倉庫内での状況にリアルタイムで最適な対応を続けることが重要です。ラピュタASRSのロボットは群制御AIで全フロア全スペースに直接アクセスでき、最適協業を行うことで生産性を最大限に引き上げます。
一般的に、AGVやAMRは主にピッキング作業の効率化を目的として導入されます。AGVは主に決まったルートでの定点間搬送に、AMRは自由にルートや順路を最適化しながらの搬送が可能です。これらのロボットは、棚を設置する保管スペースが比較的小規模な場合や人の補助的な用途に向いている一方、例えば500平米以上の広いスペース、あるいは天井高をフルに生かすだけの保管効率、そしてより高い生産性を目指す場合はラピュタASRSの方が高い導入効果が得られます。高さ方向や通路分の空間を有効活用し、ピッキング作業から歩行を無くし、AGVやAMRのように他拠点への移設にも対応できます。
棚搬送ロボットは、比較的安価な導入コストでピッキング作業における歩行時間を削減できる点に最大のメリットがあります。しかし棚自体を搬送するため、搬送速度や生産性に制約があり、特に複数のピッキングステーションで必要となる棚が重複してしまう場合の作業遅延、人の動線と重複する場合の安全規定上の問題などの課題もあるため、複数のマテハンロボットを活用する現場で補助的に活用されるケースも目立ちます。
また、高さ方向の空間活用には限界があり、棚を搬送するロボット同士が余裕をもってすれ違えるだけの広い通路スペースが必要です。ラピュタASRSでは、最適協働を行う群制御AIによる各ロボットが単一のビンを搬送することで、生産性と保管効率を最大化し、最小限の通路スペースで垂直スペースをフルに活用します。
ACRとはケースハンドリングロボットの略称で、高さのある棚を備えたロボットが自律走行し、自らの棚を昇降して垂直移動を行いながら棚への入庫、またはピッキングステーションにケース搬送を行うものです。ロボットたちが余裕をもってすれ違えるだけの通路スペースは犠牲になりますが、高さ方向の保管効率は大幅に向上します。多くの場合、ピッキングステーションではロボットからケースを受け取った後、ケースはコンベヤに乗せられ、ライン式のピッキングが行われます。生産性に影響を与える要因には、①倉庫内の各ケースロケーションまでのロボット移動時間、②ロボットが棚からケースを取り出す時間、③ピッキングステーションでの荷下ろし所要時間、④ピッキング作業時間となります。
ラピュタASRSの考え方は、ロボットが全フロア・全スペースのビンに直接アクセスしてピッキングステーションまで搬送することで、①と②の所要時間を最小化します。独自設計のピッキングステーションでは、ロボットはどこからでもステーションに出入りして荷下ろしが行えるため、③の時間に影響するロボットの滞留は発生しません。コの字型の集中設計+ミス防止機能付きステーションで④も大幅に効率化します。
また、ACRシステムでは、保管エリア外にピッキングステーションを設置するエリアが別途必要ですが、ラピュタASRSではピッキングステーションが自動倉庫内に統合されているため、別途のピッキングエリアは不要です。
スタッカークレーンおよびシャトル式自動倉庫システムは、機械的に自動化された倉庫システムです。これら機械式ASRSは、一般的な自動倉庫の利点を提供しますが、一定以上の規模での工事が求められる固定設備であり、設置・撤去共に比較的大規模な工事が必要です。また、その設計上、天井高が非常に高く、広大な倉庫に向いたソリューションと言えます。また、スタッカークレーンはその名の通りクレーンを使用するため、作業者に免許の取得や安衛法上の技能講習の受講、定期的な法定点検等が必要です。
ラピュタASRSでは、通路スペースをより有効に活用できるため、一般的には中小規模の倉庫においてもより優れた保管効率が実現できます。さらに、ラピュタASRSには、作業効率を高める集中作業+ミス防止機能付きピッキングステーションや順立て出庫に対応できるソーティング機能などが標準で備わっており、他のマテハン製品を併せて導入する必要がないケースが多く、トータルでの自動化コストを抑えることが可能です。
ロボット式のASRS(自動倉庫)には様々な方式のものがあり、その特徴や向き不向きも多岐にわたります。中でも一般的なのが、極めて保管効率に優れたキュービクル型です。高密度保管を行うグリッドの天井部分をロボットが走り回るこのタイプは、空間の有効活用という点では比類ない優位性があるものの、回転の速い商品を取り扱うだけの生産性の面では最高とは言えません。
一方でラピュタASRSは、独自のブロック構造で自由な形状でレイアウトが行えるため、中2階をまたいで、あるいは防火区画をまたいでの設置や歪な形状の空間にもフィットすることで、自動倉庫内ではなく現場空間全体の中での保管効率を向上します。また、導入後に外部環境の変化により移設が必要になった際にも、最小限の時間とコストで対応可能です。生産性の面ではAIによる群制御ロボットが全フロア全スペースに直接アクセスし、人の作業においても集中作業+ミス防止機能を備えたピッキングステーションの独自設計により、高い生産性と誰でも同じ品質で作業が行える標準化も実現できます。
このように、物流ロボットは良い/悪いはなく、まず現場ごとに異なる課題等の要件を明確に定義することが重要で、そこから各物流ロボットの特徴に応じた向き不向きを理解して選定するということが重要です。Rapyuta Roboticsでは、客観的な評価を基にしたソリューションをご提案いたします。
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ラピュタASRSの機能詳細や、貴社倉庫に合わせたカスタマイズ、最適な自動倉庫システムの選定に関するご相談は、ぜひ当社の専門スタッフまでお問い合わせください。
ラピュタASRSの開発は、NEDOの助成を受け実施されました。
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