ラピュタASRSで
何が変わるのか

倉庫でも工場でも、現場にはそれぞれ独自の複雑なオペレーションが存在し、自動化ソリューションはそれに対応する必要があります。ラピュタASRSはお客様要件に合った業務改善や最適化を実現するための最適なソリューションです。

ラピュタASRSのある倉庫

Pick Up Key Operations

The WMS

Handy Terminal

Stowing

Picking

Dropoff

Dropoff

オペレーション詳細

ラピュタASRS 他社製でも独自の基幹システムでもAPIで連携

業務の開始

既にWMSやカスタムシステムをお使いの場合は、ラピュタASRS付属のWMSとの連携を行います。各商品の画像を含む商品マスタのWMSへの登録、ユーザーアカウントの設定等、運用開始時はRapyuta Roboticsにてサポートいたします。

ラピュタASRS わかりやすい画面で商品と在庫の管理

商品とオペレーションの管理

ラピュタASRS付属のWMSでは、直感的なユーザーインターフェースを通してASRSに関連するすべての業務を簡単に管理いただけます。これにはCSVからインポートした商品情報や手動登録を行った情報、オーダー内容と履歴、在庫状況の管理が含まれます。

ラピュタASRS 管理システムではロボットの制御やステータス確認が可能

ロボット制御

ラピュタASRS付属WMSのロボットコントロールメニューでは、例えばシステム状態を「運転中」から「停止」に変更する、またはロボットをある位置から別の位置へ移動させるなどの制御を行うことができます。また、ステータス確認として、ASRS内のインタラクティブなマップを表示し、各ロボットの位置やステーション、エレベーター、ビンの状況が確認いただけます。

本日の業務を数タップで開始

現場サイドでのラピュタASRSの操作も非常に直感的で簡単です。ハンディターミナルの画面デザインは非常にシンプルで、迷うことなく作業を開始いただけます。アイテム、ビン、ステーションのバーコードをスキャンし、目的の作業のボタンをタップするだけで操作が完了します。

ラピュタASRS 現場でわかりやすく操作できるハンディターミナル
ラピュタASRS 入庫作業

ASRSへの入庫作業

ラピュタASRSへの入庫作業は、従来のラック保管の場合での入庫作業同様に、入庫アイテムのバーコードスキャンを通してWMSへの情報送信と共に行います。ラピュタASRSでは、商品は指定のビンに移して入庫作業を行います。一般的に、従来と同じく入庫作業は決められたスケジュールに基づいて行われ、現場作業者を集めて効率的に行います。

ラピュタASRS バーコード QRコード スキャン

バーコードのスキャン

バーコードのスキャンは、実際の在庫数とWMS内の情報をリンクさせるために不可欠です。アイテムのバーコードだけでなく、対応するビンやASRSの位置情報もスキャンすることで、システムがフィードバックを受け取り、WMSが常に最新の状態で保たれます。

自在型自動倉庫 ラピュタASRSでは GTPでピッキング時の歩行がゼロに

ピッキングステーション

独自のコの字型設計のピッキングステーションは、どこからでもロボットが出入りできるため荷降ろし待ちのロボットが滞留しないだけでなく、人によるピッキング作業では最大8つのビンに対して同時に作業を行うことが可能で、高い生産性を実現します。単にピッキングだけでなく一次検品や帳票、アイテムへの加工など現場作業に合わせた柔軟なオペレーションに対応することができます。

ラピュタASRS ピッキングステーション ディスプレイ 画面 作業指示

視覚的な作業指示

ラピュタASRSのピッキングステーションでは、ピック対象商品の画像と数量、どのビンからどのビンへ移すのか、さらに現在の生産性がLPMH単位でリアルタイムで確認できます。こうした視覚的な指示により、作業者がピッキングリストを何度も確認する必要がなくなり、作業だけに集中することが可能です。

ラピュタASRS ロボット制御で順立てやソーター機能も標準でカバー

後工程の業務に円滑に連携

倉庫業務を例に取ると、ラピュタASRSからの出庫後は二次検品や流通加工、チラシの同封、梱包、荷合わせなどの作業が続きます。ラピュタASRSは、自由な形状に設置ができる特徴を活かして後工程の作業エリアまでロボットの移動経路を伸ばし、出庫されるビンをコンベヤのように届けることも可能です。空になったビンは再び出荷用ビンとしてASRSに戻ります。

ラピュタASRS 順立て出庫やソーター機能も標準搭載

順立てとソーター機能

ラピュタASRSでは、ピッキング後のビンを即時出庫することはもちろん、仮置き用のエリアを設けてのソーティングや順立て出庫に標準仕様で対応することが可能です。トラックへの積載順や荷合わせの都合に応じての仕分けや順立てに対応することで、他の機器への追加投資を行うことなく後工程業務をさらに効率化いただけます。

ラピュタASRS 独自の集中作業+ミス防止ピッキングステーション

現場固有のニーズに合わせて

倉庫内業務は、帳票や流通加工など出荷先のニーズに左右され、工場内業務は作業要領や後工程に左右されます。ラピュタASRSでは、ロボットが全スペースにアクセスできるため、お客様固有の要件に合わせたカスタマイズもロボット制御によって実現できます。複雑な業務をどのように効率化・標準化できるのか、ぜひ弊社専門スタッフにご相談ください。

ラピュタASRSをさらに詳しく

ラピュタASRSに関する最新のウェビナー、技術資料、事例コンテンツをご確認ください。

The Robots

Find live & on-demand webinars to learn more about Rapyuta ASRS and automated storage

Structure

Find live & on-demand webinars to learn more about Rapyuta ASRS and automated storage

Picking Station

Find live & on-demand webinars to learn more about Rapyuta ASRS and automated storage

ラピュタロボティクスの
エキスパートへのご相談

ラピュタASRSの機能詳細や、貴社倉庫に合わせたカスタマイズ、最適な自動倉庫システムの選定に関するご相談は、ぜひ当社の専門スタッフまでお問い合わせください。

荷降ろし・受入

トラックから荷物を降ろし、納品された物品が発注内容通りかを検品し、受入作業を行います。Rapyuta Roboticsでは、自動フォークリフト「ラピュタAFL」を提供しており、トラックからの荷降ろしと指定されたエリアまでの搬送を自動化いただけます。

受入品の仕分け

取扱商品によっては、すべての物品がASRS内で保管・管理されるわけではありません。その場合は受入後にASRSに保管するものと、それ以外に仕分けを行います。ここでは帳票やバーコードスキャンなどが行われるケースもあります。

ラピュタASRSへの入庫

ラピュタASRSの入庫ステーションで入庫作業を行います。入庫する商品は指定のビンに格納した後、商品、ビン、入庫作業を行ったステーションのバーコードをスキャンすることでシステム上のデータとリンクさせます。

ラピュタASRS内での保管

ラピュタASRSには倉庫管理システムであるWMSが付属しており、APIを通してお客様側のシステムと連携することができます。入庫作業時に登録された情報を基に、システムがASRS内の商品について在庫数量やロケーション等の管理を行います。

ピッキング作業

ロボットは、ピック対象商品が保管された在荷用のビンや出荷用のビンを、集中作業とミス防止設計を備えたピッキングステーションまで搬送します。作業者は視覚的なガイドに従い、効率的かつ正確に作業を進めることができます。手作業でピッキングを行う商品がある場合は、Rapyuta Roboticsのピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を併せて導入することで、歩行時間を大幅に低減し、生産性を最大2倍化いただけます。

ラピュタASRSからの出庫

出荷用のビンは、即時出庫される場合と、順立て出庫のために一時保管される場合があります。倉庫用途の場合は通常、ASRSからの出庫後には、後工程として帳票や流通加工、梱包、荷合わせなどの作業が続きます。

荷合わせ/
パレタイズ/出荷

出荷準備のために、梱包や荷合わせを行い、パレットを使用する場合はパレタイズを行った後、トラックへの積み込み準備として積載順に仮置きして荷揚げの準備をします。自動フォークリフト「ラピュタAFL」は、出荷時のトラック積込作業もサポートします。