ラピュタで働くすべての人が大切にしている「カルチャー」を紹介するシリーズ
6つのコアバリューを実践するラピュタのユニークな取り組みを発信していきます。
カルチャーシリーズ- vol.2
Retreat in 2022(2022年度リトリート)
2022年7月 東京およびインドのベンガルールメンバー合同で、総勢約140名参加のリトリートを実施
■ リトリート実施の背景と目的
ラピュタロボティクスには、世界中から結集した多国籍なメンバーが約160名所属しており、日本とインドの2拠点体制で、事業活動を推進しています。事業拡大に伴い、メンバー数も増加していることから、ミッションやコアバリューの再認識が重要だと判断し、感染対策を徹底した上で、東京・ベンガルールオフィス合同でリトリートを実施しました。
本リトリートでは、千葉県香取市にある農園リゾート「ザ・ファーム」と近隣の研修施設を利用し、拠点を超えた “One Rapyuta Culture(ワン・ラピュタ・カルチャー)”の醸成、6つのコアバリューの再認識、社員間の活発な交流を目的に、多様なアクテビティを実施しました。基本的にアクティビティのチーム分けは、その場でくじ引きによって決め、普段業務で関わらないメンバーとも共同作業を通して、短時間で相互理解を深めることができました。
■ ラピュタのカルチャーを学ぶ2つのワークショップ
(1)コアバリュー
リトリートの前に、約3週間のプレリトリート期間を設け、各チームがコアバリューへの知見を増やし、ディスカッションを重ね、最終的に5分間のプレゼンテーションを実施しました。発表テーマは、コアバリューを社内プロセスや意思決定の指針とし、どのようなアクションが取れるか・何が改善できるかに焦点を当てました。全体的にユニークな提案が多く、実際に参加したメンバーからは「他のチームの発表に刺激を受け、日々の業務に学んだアクションを取り入れていきたい」「こんな真剣にバリューについて語り合う機会をもらえた会社は今までになかった」「これまで話したことのなかったメンバーと交流できて楽しかったし、新しい意見に出会えた」等のポジティブな声が多く届きました。社員同士がインスパイアされ、バリューに基づいた斬新なアイディアやクイックな意思決定が今後増えることを期待しています。
(2)新スクワッド体制
ラピュタロボティクスでは、よりアジャイルな組織づくりのために、部署ではなく「スクワッド」制度を採用しており、1スクワッドは5-10名程度のチームメンバーで構成されています。このワークショップでは、組織構造の見える化を目的に、各スクワッドのミッションや課題、今後の取り組みについて紹介しました。今まで言語化されず、暗黙の了解で捉えていたチームの役割がハッキリしたことで、社員が迷うことなく、適切なスクワッドにタスクをアサインでき、有意義なスクワッドコラボレーションが実践されることを望みます。参加者からは、「各スクワッドメンバーの顔と名前、ロールが分かり、在籍しているオフィスに関係なく、コミュニケーションしやすくなった」「自分の知らない領域で支えてくれている人がいて、組織はみんなが助け合っていることが分かった」等のフィードバックを得ています。
■ 多様なコラボレーションを生むアクティビティ
リトリートでは、多くのコミュニケーションが生まれるよう、オフのアクティビティも取り入れました。まず、1日目の野菜収穫体験と飯盒炊飯を用いたカレー作り。中にはご飯がうまく炊けずに苦戦していたチームもありましたが、童心に帰って収穫した夏野菜を添えたカレーはとても美味しく、調理中はメンバーも大変盛り上がっていた様子でした。また、今回のリトリートでは、SDGsの観点より、カレーを含めた全食事メニューに配慮し、地産地消の食材を積極的に使うことで食品ロスや配送コストの減少に努めました。
2日目のサバイバルゲームでは、3チームに分かれ、性別・国籍・年齢・役職関係なく、本気で戦いました。3チームそれぞれが、どうすれば相手チームを撃破できるか戦略を立て、大いにチームワークを発揮していました。サバイバルゲーム初体験のメンバーが多い中での実施でしたが、意外にも多くのメンバーが「サバゲ―にハマりそう」と本音を漏らしていました。
■ リトリートに関する社員満足度(自社アンケートより)
参加者を対象に、本リトリートに対する満足度についてアンケートを実施した結果、約9割のメンバーが「非常に満足した」「満足した」と回答し、社員のエンゲージメント向上に繋がるイベントとなりました。「ワークショップや様々なアクティビティを通して、組織への理解度が高まり、ラピュタのカルチャーを肌で感じることができた」「これまで参加したリトリートの中で最高だった。普段あまり話す機会がない方ともコミュニケーションが図れる仕掛けがたくさんあり、とても有り難かった!」といったフィードバックが寄せられました。
会社規模が大きくなっても、One Rapyutaでミッション実現に向かって邁進できるよう、こういったマインドセットやカルチャーを伝える機会を今後も定期的に増やしていきたいと考えています。私たちはこれからも、バリューに基づいた経営を基盤とし、会社が伝えたいメッセージを全社員に深く理解してもらえるよう、コミュニケーションの手法を柔軟に変化させながら、事業を推進して参ります!
【ラピュタロボティクス株式会社について】
ラピュタロボティクスは、チューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(「Making robotics attainable and useful for anyone」)をビジョンに掲げ、世界最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の開発と「rapyuta.io」を活用したロボットソリューションの開発・導入・運用を行っています。
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