ラピュタではたらく魅力や裏話を紹介する「Work at Rapyuta -ラピュタではたらく-」シリーズ。
社員インタビューを通じて、会社情報には載ってない「リアル」をお届けしていきます。
ラピュタではたらく- vol.6
田渕 恵理子(Eriko Tabuchi) – タレントアクイジション&マーケティングマネージャー
慶應義塾大学を卒業後、金融機関にて営業職を経験。JALの商品企画部にて約5年間、国際線ラウンジサービスの商品企画を担当。その後WeWorkにて、Community Strategy Directorとして、サービス戦略と組織をリード。2021年8月にラピュタロボティクスに入社し、現在は人事・広報の責任者。
「働く」を通じて、個人は幸せに、組織はもっと強くなる
JALに転職してから前職のWeWork含めて約7年、一貫して「働く」に関わるサービスに関わってきました。その裏側には、「人生の大部分を占める”働く”をハッピーに」という私の信念があります。JALの商品企画部では、国際線ラウンジサービスを担当し、主に出張前のお客様に対してのサービスを企画していたのですが、「ここでビジネスのコラボレーションが生まれたら面白いなあ」と思っていたこともあり、コミュニティ型コワーキングスペースであるWeWorkのコンセプトに衝撃を受け、新たなチャレンジを決めました。WeWorkでは、スタートアップでの働き方と、多様な働き方に触れる機会に恵まれました。500社3000名以上の様々な組織で働く人と関わったり、自ら組織やサービスを作ったり、チームを育てたり、初めてのことを短期間でやり遂げるという経験をたくさん積ませてもらったことで、スタートアップで働くって面白いと思うようになりました。また総勢30名のピープルマネージャーを経験する中で、人は強みを活かせる環境において、より高いパフォーマンスを発揮し、幸せに働くことができると実感しました。実際にウェルビーイングの向上は、生産性と売上を130%以上、創造性を3倍に向上させるというポジティブ心理学の研究結果があります。
「全ての人が強みを活かして幸せに働ける、それによって最高のパフォーマンスを発揮する組織」をグローバルな組織の人事として実現したいと思うようになりました。日本発のスタートアップなのに半数以上が海外メンバーという多様性溢れるカルチャーと、創業者二人の人間性やリーダーシップに強く惹かれ、約1年前にラピュタロボティクスに人事として入社することを決めました。
多様な個性が集まるから組織は強くなる、グローバルな組織のロールモデルを作りたい
入社の決め手は、自分のやりたいロールがあったことはもちろんですが、創業者二人のリーダーシップとミッション・ビジョン・バリューへの共感が大きかったです。面接を受ける前に、お二人とお話する機会をいただき、世界を変えることができる大胆さ、強さ、優しさを兼ね備えた唯一無二のリーダーだと確信しました。面接回数は少なくはないですが、全ての面接官が自分のことを理解しようとしてくれていることが伝わり、面接を通じてラピュタのカルチャーや働く人にどんどん魅了されていきました。多様な人が集まって、1つのミッション達成に向かうこの組織を成功に導いていくことで、これからの社会における組織のロールモデルを作りたいと改めて思いました。
現在はピープルオペレーションスクワッドのオーナーとして、人事と広報・マーケティングを担当するチームを統括しています。ラピュタロボティクスはよりフラットな組織づくりのため、部署ではなく「スクワッド」という5〜10名程度のチームメンバーで構成されています。それぞれのスクワッドに権限を分散させて持たせることで、情報伝達や意思決定を素早く行えるように工夫しています。
私のスクワッドでは、採用業務を初めとして、エンプロイーエクスペリエンスに関わる業務(入退職手続き、社員のエンゲージメント、人事評価、人事関連規程、社内イベントの企画、トレーニング企画実行、ビザ取得のサポートなど)、広報業務を担っています。日本オフィス7名、インドオフィス4名で構成されており、2拠点で密に連携しながら業務にあたっています。採用の観点では、ロボティクスには非常に高度かつ多様なスキルを持ったエンジニアが必要であるため、常に世界にアンテナを巡らせ、世界中から優秀な人材を採用しています。日本とインドのオフィスに関係なく、全社員がワンチームで邁進できるよう、トレーニングやイベントも共同で企画し実施しています。普段はオンラインでのコミュニケーションが主流ですが、直近では、インドメンバーが東京オフィスに1ヶ月程度出張し、これからの中期戦略について膝をつき合わせながら議論を重ねました。
何もない状態からスタンダードを作る面白さ
私が入社した頃は100名弱の組織でしたが、採用コンテンツ作成、PR、イベント、パートナーシップといった新しい取り組みで試行錯誤した結果、より多くの方に興味を持っていただけるようになり、現在は160名以上の組織に成長しました。また入社人数が増えてきたので、オンボーディングプロセスも改善を重ねています。新メンバーの方にも安心して入社し、活躍してもらえるような体制になってきていると思います。
私自身、人事も業界も初めての領域だったので、必死に勉強しつつ、たくさんの社員とのコミュニケーションから学ぶことを心がけました。ラピュタの社員はとても親切で優秀な人が多いので、私のど素人級の質問にも真摯に向き合ってくれました。仲間のサポートがあったからこそ、社内の人とその人の業務を知り、スピード感を持ったアウトプットができるようになりました。また別分野での経験を上手くピボットさせ、応用することで、未経験の領域でも力を発揮できるということは自分自身にとっても自信になりました。手探りしながら一つひとつ積み上げていく過程が、とても面白く、非常にやりがいを感じています。
ラピュタロボティクスの6つのコアバリュー
ラピュタロボティクスにはコアバリューといって、意思決定を行う際の6つの指針があります。これは、グローバルで多様なメンバーが一つの方向に向かうための会社として大切にしている指針です。
多国籍かつ多様なバックグラウンド、考え方、専門領域を持つラピュタロボティクスのメンバーだからこそ、みんながこのコアバリューを常に意識し、意思決定を行なっています。個人的には、【Fearlessness】は6つの中の土台となるバリューだと感じています。会社としてのゴールを達成するために、自らオーナーシップをとってアクションすることに寛容で、応援してくれる環境が醸成されています。それぞれの強みや価値観が尊重され、その上でチャレンジすることができるのも、【Fearlessness】の精神があるからです。
入社してからチャレンジの連続だった私にとってはこのバリューの存在がとてもありがたく、自身のスクワッドの組織作りも大きな裁量を持って、推進させてもらえました。私が入社した時は、東京オフィスは2人のリクルーターのみのチームでしたが、今ではメンバーも増え、社員を全方位でサポートできる最強のチームになりつつあります。社会の変化も早いので、組織も変わり続ける必要があると思っていて。今あるカルチャーの土台を守りながらも、一人ひとりが今以上にやりがいをもって働ける環境を、私たち自身が模索し、提供し続けることで、最大限のパフォーマンスを発揮できる組織を作っていきたいです。
みんな同じは面白くない。思わぬ掛け算から生まれる世界をみんなで見に行く
ラピュタロボティクスは、様々なメンバーが集う組織だからこそ、とてもオープンでフラットな環境です。職種やポジションなどに関係なく、会社としてのミッション・ビジョンに向けて解決したい課題のために気軽に必要なコミュニケーションが取れ、みんなでサポートし合うことができます。
このようなカルチャーの中で、私たちが目指す「ロボットを便利で身近に」という社会作りにワクワクできる方と一緒に、これからのラピュタロボティクスを創っていきたいと考えています。
また、社員一人一人の人生にとって、ラピュタロボティクスで働くことに何か意味を持ってほしいという私自身の想いもあります。ご自身の人生で成し遂げたいことと、私たちが描く未来やカルチャーがマッチしているかどうかを、採用プロセスを通じて、ぜひ確認していただけたら嬉しいなと思います。
目指す先や志が同じであれば、たとえ話す言葉や経験が全然違っても、想像以上のゴールを達成できると信じています。人はみんな違った強みを持っているからこそ面白いし、一人では想像もできない未来を創ることができると思っています。
尖った魅力を持つ者同士の思わぬ掛け算から生まれる想像を超えた世界を、一緒に作っていきましょう。
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