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労働人口減少時代の最大の課題にクラウドロボティクス・プラットフォームで取り組み開始 2019年2月5日、Rapyuta Robotics株式会社(東京都中央区、 代表取締役 CEO:Gajamohan Mohanarajah、以下「ラピュタロボティクス」)は、日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男、以下「日本郵便」)と株式会社サムライインキュベート(東京都品川区、代表取締役 榊原 健太郎、以下「サムライインキュベート」)が実施するオープンイノベーションプログラム「POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM 2018」の成果発表会となるDemo Dayにて、日本郵便の物流拠点における郵便局内作業自動化を目的とした実証実験の成果を発表し、最優秀賞を獲得したことを発表いたしました。 今回の取り組み内容は、郵便局内において「カゴ台車から荷物を小包区分機の供給ラインに取り降ろす」作業をロボットアームにより自動化するものです。また、上記の工程に加え、その前工程である「トラックから取り降ろしたカゴ台車を各作業場所に運搬する」工程においても、rapyuta.ioプラットフォームを活用し無人搬送車(AGV)とロボットアームが協調するシステムの実用化に向けて実証実験を重ねてきました。 ロボットアームを使用した荷物の取り降ろし工程では、一つの荷物を取り降ろすまでの時間を、12秒から8秒に短縮することができました。また、荷物を認識する物体認識ソフトウェアについても、精度を向上させたことで、向きや大きさが様々なダンボールでも取り降ろせるようにしました。将来的には、人とロボットが協業することで現在の人員体制でも増え続ける取扱荷物の増加に柔軟に対応することが可能となります。 今後は、2019年7月までに更に大きなロボットアームを導入し可搬重量を30kgまで引き上げ、作業時間も最短で5秒まで短縮すること、2019年度中には「トラックから取り降ろしたカゴ台車を各作業場所に運搬する」工程についても自動化を目指します。 POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM 2018について 本テーマ:郵便・物流のバリューチェーン全体をテクノロジーで変革する。 主催:日本郵便株式会社 共催:株式会社サムライインキュベート プログラムウェブサイト:http://event.samurai-incubate.asia/jp-logitech/ 本プログラムは、EC市場の拡大や労働力不足など物流業界が抱える様々な環境変化を踏まえ、日本郵便とサムライインキュベートがスタートアップ企業と共創し、プログラムビジョンである「これからの時代に応じた郵便・物流を提供し、社会をより豊かに」の実現を目指すものです。 ラピュタロボティクスは応募総数70社の中から、革新性や課題解決性、実現可能性、共創意義の大きいスタートアップ2社のうち1社として採択されました。 Rapyuta Robotics株式会社について Rapyuta Robotics株式会社は、アインシュタインを始め数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)からスピンオフした大学発ベンチャーです。「ロボットを便利で身近に」をビジョンに掲げ、世界でも最先端の制御技術及び人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォーム「 rapyuta.io」の開発を行っています。rapyuta.ioを活用することで、多種多様な複数ロボットの中央管理・中央制御が、直感的かつ容易にできます。また、rapyuta.ioにより、システム構成要素を一から作り上げる必要は無くなり、ユーザーが得意とする技術分野の開発に集中できます。 日本に本社を置き、主に大手事業会社様にロボットを活用した自動化ソリューションの提供を行っています。 本リリースに関するお問い合わせ先: お問い合わせは、以下のアドレスまで電子メールにてお願い申し上げます。 info@rapyuta-robotics.com…
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