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Blog post : April 4, 2017 共同創業者 代表取締役CEO Gajamohan Mohanarajah 2017年3月30日、世界最大級のスタートアップイベントであるSlush Tokyoが東京ビックサイトで開催され、CEOのガジャンがスピーカーとして登壇しました。プレゼンテーションのテーマは「Making Robots Accessible to Anyone(ロボットをより身近な存在へ)」。 ロボット工学分野の技術は日々進化していますが、現在実用化されているのはロボット工学のポテンシャルから考えると限られたもので、社会課題解決へのロボット活用という観点では下記のような課題があります。 多くのロボットは巨大で機動性を欠いており、危険である 現実世界は、研究室や工場の中とは違いカオスである センサー、ソフトウェアアルゴリズム、クラウドなどの要素技術を統合するのが非常に困難である 3点目の課題は特に深刻で、ガジャンがEUのRoboEarthという研究機関で働いていたときには、欧州委員会での1時間のデモのために博士課程の学生が15名、2週間ほぼ徹夜でロボットのセットアップを行ったそうです。 この3点目の課題を解決するのが、ラピュタロボティクスが開発に取り組む「クラウド・ロボティクス・プラットフォーム」です。ロボット・デバイス・センサーの制御・運用に関する基本機能をプラットフォーム上で提供することで、ハートウェアを「抽象化」し、ロボット工学のエキスパートでなくてもロボットのソフトウェア開発が可能になります。また、クラウドとつながることによって、より複雑な演算処理、複数のデバイスの共同作業なども可能です。これらのアプローチを組み合わせることで、ロボット技術者やシステム構築者の業務を簡素化し、ロボットを活用したソリューション開発のコストを劇的に下げ、ロボットをより身近な存在にできると考えています。 プレゼンテーション後のQ&A sessionでは「ガジャンがラピュタロボティクスを立ち上げたきっかけ」、「様々な分野でのクラウドロボティクス活用の可能性」、「ロボット工学を学ぶ学生へのメッセージ」など、様々なご質問をいただき、会場の皆様と交流することができました。 ラピュタロボティクスのミッションは、ロボットなど様々な「マシーン」をネットワークで融合し、私たちの生活をより快適にすることです。我々はミッションの実現に向け、ロボティクスの先駆者集団として、上記のプラットフォーム構築に取り組んでいきます。 プレゼンテーション資料はこちら。 Originally published at www.rapyuta-robotics.com.…
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Rapyuta Robotics株式会社(東京都新宿区、 代表取締役 CEO:Gajamohan Mohanarajah、以下「RR」)は、CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海 嘉之)、株式会社フジ・メディア・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:太田 英昭)傘下の株式会社フジクリエイティブコーポレーション(東京都江東区、代表取締役社長:堀口 壽一)、株式会社ブイキューブ(東京都目黒区、代表取締役社長:間下 直晃)、及びSBIインベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:中川 隆)の運営するファンドを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額351百万円の資金調達を行ったことをお知らせいたします。 RRは、チューリッヒ工科大学の認定ベンチャーとして、クラウド・ロボティクス技術に加え、ダイナミックス制御、マルチロボットコーディネーションなどの技術に関する知財、ノウハウ及び経験を生かし、低コスト・マルチロボットシステムを開発してまいりました。RRの特長として、下記の2のつポイントが挙げられます。 最先端の制御技術と機械学習技術を最大限に活かし、ロボットのダイナミックスを物理的な限界まで引き上げることにより、ユニークなロボットを開発。 クラウド・ロボティクスのフレームワークを構築することで、ロボットの計算やストレージをオフロードすることができ、ロボットのコスト削減及び軽量化に繋がるだけでなく、ロボット同士で情報や経験を共有することやロボット同士を調和させることが可能。 ロボット市場の拡大を実現する上で重要な要素として、ロボット本体の低価格化・軽量化が求められていますが、それを実現する技術の一つとして、クラウド・ロボティックス技術が注目されております。これはクラウドが持つ膨大な演算処理能力とストレージを利用することにより、ロボットをコントロールして各種人工知能サービスを提供する仕組みです。 今回の第三者割当増資により、商品開発を加速化するとともに、事業パートナーとの関係強化を図り、事業基盤をより強固なものに仕上げてまいります。チューリッヒの研究所、日本で新規設立予定の研究開発所で新たな人材を確保することで、世界中のロボット・エキスパートへのアクセスが可能となっています。RRは、今後もマルチロボット・カンパニ―として、ロボットと社会の共生を加速化させ、社会インフラへの貢献を目指してまいります。 Rapyuta Robotics株式会社 本社:東京都新宿区四谷1–15 アーバンビルディングSAKAS.8 B棟-3F設立:2014年07月事業内容 : ロボット制御およびマルチロボットシステムの開発事業、クラウド・ロボティクス事業資本金:261,650,000円(準備金も含む)共同代表者:代表取締役 CEO Gajamohan Mohanarajah、代表取締役 COO Arudchelvan Krishnamoorthy URL:https://www.rapyuta-robotics.com/ 本リリースに関するお問い合わせ先:本リリースの内容に関するお問い合わせは、以下のアドレスまで電子メールにてお願い申し上げます。 info@rapyuta-robotics.com Originally published at www.rapyuta-robotics.com.…
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