ラピュタではたらく魅力や裏話を紹介する「ラピュタではたらく」シリーズ。
社員インタビューを通じて、会社情報には載ってない「リアル」をお届けしていきます。
ラピュタではたらく- vol.4
一宮 隆祐(Ryusuke Ichimiya) – オペレーションズマネージャー
青山学院大学にて情報テクノロジーを専攻。
卒業後は、日本電気株式会社(NEC)に就職し、サイバーセキュリティを担当。
2020年7月に入社し、オペレーション業務全般を担当。現在はオペレーションマネージャーとしてチームを束ねる。
大手企業からスタートアップ企業へ
青山学院大学で情報工学を学び、卒業後はNECに入社しました。入社後はサイバーセキュリティの部門で製品企画からプロモーション、企業とのアライアンスなどを幅広く担当し、オペレーションやサポート業務なども含めて行っていました。その中で、海外ベンダーとのアライアンス業務や、サイバーセキュリティの本場であるアメリカとヨーロッパの現地法人立ち上げ業務などに携わりました。英語は苦手だったのですが、この経験がきっかけでプロジェクト終了後も英語を使った業務に携わりたいと考えるようになりました。また、当時参加していた業界団体活動で日本の製品を海外に展開する取り組みを行なっており、一筋縄ではいかない難しさに面白みがあり、このようなプロジェクトを推進することにも興味がありました。
そんな中でラピュタロボティクスを知り、多様性に富んだスタートアップ企業という環境に非常に興味を持ちました。自分自身、既に整備された環境よりは、まだ何も整っていない状態を自分の手で整え大きくしていく方が肌に合っていると感じていたため、経験を活かし新たな挑戦を楽しめると思い、ラピュタロボティクスに入社することを決めました。
エンジニアとお客様との架け橋になるオペレーション業務
入社後はオペレーションマネージャーとして導入後のお客様対応全般を担当していました。具体的にはロボットの輸送から、倉庫内のレイアウト確認やトレーニングなどのロボット導入業務、導入後に不具合が出た際の修理やサポートです。その他にも、チームメンバーと共にロボット導入の効果測定シミュレーションなども行っています。
オペレーション業務は幅広い領域をカバーする必要があるため、チームメンバーそれぞれの専門性を活かしながら業務を進めています。どのように分担して効率よく業務を進めていけるかを考えるのも重要な仕事になります。セールス、エンジニア、お客様、と関わる人が多く、かつ多種多様なバックグラウンド・国籍のメンバーと協働する必要があるため、コミュニケーションをとても大切にしています。今は12名のメンバーがいますが、それぞれが話し合える環境を整えています。
入社後すぐに訪れたスタートアップの洗礼
実は入社して初めの業務は、ラピュタロボティクスの製品であるラピュタPA-AMRの第1号の導入サポートでした。入社後約1ヶ月間で製品をキャッチアップしてお客様のサポートをするので、当時は倉庫に篭り、自分でも触りながらお客様からの問い合わせに対応し、不具合が出ればエンジニアチームに上げて改善し、また新たな不具合が見つかれば対応する…その繰り返しでした。
どちらかというとソフトウェアをこれまでやってきたので、ハードウェアに関することは未経験。倉庫内のオペレーションの知識もなく、製品の動きも理解が不十分という状況でしたので非常に苦労しました。なので、これはもう聞くしかないと、エンジニアとコミュニケーションを密に取り、一つ一つ目の前の課題に取り組んでいきました。英語も完璧ではないので写真やビデオなどで補足しながら伝えていましたが、多国籍だからこそ理解しようとする姿勢があり、周りのフォローもあるのでその点は問題ありませんでした。
大変なことも多かったのですが、協力しながら一つ一つ手作りで改良し、どんどんフェーズが変わっていくことが面白く、非常にやりがいを感じていました。
2年前ラピュタPA-AMR第1号を導入したときの様子
想像以上のスピード感。変化し続けるラピュタの今後の展望
現在入社して2年ですが、環境も製品機能も目まぐるしく変わり、その成長スピードは想像以上です。
入社当時は製品性能も不安定で、小さなアップデートの繰り返しでした。その変化をお客様も喜んでくださり、今も継続して使い続けていただけているのはとても嬉しいです。ですが、今は運用が安定し、30台以上のロボットを同時に動かしても問題なく稼働するという革新的な技術を提供できるようになり、お客様の期待以上の変化を作っていく難しさを感じています。ラピュタの誇る技術力の高さをこれからも追求していくため、メンバー全員でどうクリアしていくかを日々考えています。
メンバーもどんどん増えていますので、以前のような自分で何でも動かしていくフェーズは抜け、よりスケールしていくために強いチームを作り、どうプロセスに落とし込んでいくかが重要になってきています。今後はさらに加速しながら導入数が増える予定なので、それぞれの特性を活かしながらスムーズに問題解決していけるチームを作っていきたいと考えています。
私自身としては、今後世界に広がっていく製品のオペレーションに携わりながら、そこで生まれるセキュリティなどの新たな問題にも取り組んでいきたいです。
他にはない多様性が魅力。ラピュタにマッチする人物像とは
変化の多いラピュタロボティクスですが、カルチャーに関しては入社時から変わらないように思います。一番の特徴はオープンな社風で、全社員共通の情報開示がされています。そのおかげで、多様性のあるメンバーがスピード感を持って常に同じ方向を向いて走っていられるのだと思います。
日本企業の中でここまで多様性のある会社は他にないと感じます。その分、コミュニケーションの面などで苦労する部分もありますが、それぞれの得意分野を活かして活躍することができるのがラピュタロボティクスの魅力です。スタートアップ企業ということもあり整備されていない部分などはありますが、それぞれの強みを活かして自分たちで創りあげていくんだ、と楽しんで取り組むことができる人にとってはとてもマッチする会社だと思います。
オペレーションチームで言うと、ロボットの専門性がなくても、何か一つ自分の得意分野があれば十分です。テクニックの面よりも、お客様の話の裏にあるニーズをきちんと聴いて受け取り、自分で解釈してエンジニアに伝えられるスキルとパッションが重要だと考えています。一緒になって改善していってもらえる人に来ていただけたら嬉しいです。
苦手分野があったり英語が得意じゃなくても、常に学ぶ姿勢を忘れず自分ができることは何かを考えながら動ける人は活躍いただけると思います。是非、一緒にラピュタロボティクスを創っていきたいと思っていただける方にジョインしていただきたいです。
ラピュタロボティクスでは、一緒に働く仲間を募集しています!
採用ページはこちら